子供1人にどのくらいお金がかかるのか、不安に感じるパパ・ママは多いでしょう。

オムツやミルク代から保育園・幼稚園、習い事、学用品、スマホ代、塾、大学費用まで、成長とともに必要な費用は大きく変わります。特に年子家庭では、2人分の出費が同じ時期に重なり、家計への負担を感じやすくなります。

子供1人にかかる費用は、生活費と教育費を合わせると1,000万円台後半〜3,000万円以上が目安です。ただし、公立・私立や進学先、習い事の有無によって大きく変わります。

この記事では、年齢別・進路別に必要な費用の目安をわかりやすく解説し、年子家庭で出費が重なりやすい時期や、無理なく家計をやりくりするポイントも紹介します。

まず全体像を知りたい方はこの記事を、保育園費用や月間費用を詳しく知りたい方は、関連記事もあわせて読んでみてください。

関連記事:保育園の費用は月いくら?0〜2歳・3〜5歳の年収別目安と実費を解説

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子供1人にかかる費用はいくら?まず結論

子供1人にかかる費用は、家庭によってかなり差があります。

ただし、大きく分けると次の2つで考えるとわかりやすいです。

・毎月かかる生活費
・進学や教育でかかる教育費

生活費には、食費、衣服代、日用品、医療費、通信費、交通費などが含まれます。教育費には、保育園・幼稚園、学校、習い事、塾、大学費用などが含まれます。

ざっくり言えば、子供が小さいうちはオムツ・ミルク・保育料などが中心で、小学生以降は習い事や学用品、中学生以降は塾代やスマホ代、高校生以降は通学費や受験費用、大学費用が大きくなります。

子供1人にかかる費用の全体像

時期かかりやすい費用家計への影響
0〜2歳オムツ、ミルク、保育料、衣類保育料が高いと負担大
3〜5歳給食費、園用品、習い事、行事費無償化後も実費あり
小学生給食費、学用品、習い事、レジャー習い事で差が出る
中学生制服、部活、塾、スマホ塾代が増えやすい
高校生通学費、スマホ、塾、模試、受験進学準備で負担増
大学生入学金、授業料、教材、仕送りまとまった資金が必要

子育て費用で注意したいのは、「平均額だけを見ても自分の家計に当てはまるとは限らない」ということです。

たとえば、同じ3歳でも、保育園か幼稚園か、給食費はいくらか、バス代があるか、習い事をしているかで毎月の出費は変わります。

そのため、この記事では年齢別に「何にお金がかかるのか」を具体的に見ていきます。

子供1人にかかる毎月の費用目安

まずは、子供1人に毎月どのくらいお金がかかりやすいのかを見ていきます。

ここで紹介する金額はあくまで目安です。住んでいる地域、保育料、食費、習い事、家族の生活スタイルによって変わります。

年齢毎月の目安主な費用
0〜2歳2万円〜8万円以上オムツ、ミルク、保育料、衣類
3〜5歳1万円〜5万円給食費、園用品、習い事、行事費
小学生1万円〜5万円給食費、学用品、習い事、レジャー
中学生2万円〜8万円部活、塾、スマホ、交通費
高校生3万円〜10万円以上通学費、塾、模試、スマホ、昼食代
大学生5万円〜20万円以上学費、教材、一人暮らし、仕送り

毎月の費用だけで見ると、乳幼児期より小学生の方が安く見えることもあります。

しかし、小学生以降は習い事、中学生以降は塾、高校生以降は受験費用と、家庭の選択によって出費の差が大きくなります。

子育て費用は「固定費」と「変動費」で分けると見直しやすい

子供にかかる費用は、固定費と変動費に分けると管理しやすくなります。

固定費は、毎月ほぼ決まって出ていくお金です。

・保育料
・給食費
・習い事
・スマホ代
・学資保険や積立
・通学定期代

一方で、変動費は月によって増減するお金です。

・服
・靴
・おもちゃ
・レジャー
・外食
・病院代
・園や学校の集金
・誕生日やイベント費用

家計を見直すなら、まず固定費から確認するのがおすすめです。

習い事や通信費など、毎月続く費用は一度見直すと効果が長く続きます。

0〜2歳の子供にかかる費用|オムツ・ミルク・保育料が中心

0〜2歳の時期は、オムツやミルク、衣類、保育料などが中心になります。

特に共働き家庭で保育園を利用する場合、0〜2歳児クラスの保育料が家計に大きく影響します。

0〜2歳でかかりやすい費用

0〜2歳でかかりやすい費用は、次の通りです。

・オムツ
・おしりふき
・ミルク
・離乳食
・ベビー服
・肌着
・ベビーカーやチャイルドシート
・保育料
・保育園用品
・医療費や薬代
・写真や記念品

オムツやミルクは、毎月じわじわ効いてきます。

1つ1つは大きな金額でなくても、毎日使うため、年間で見るとかなりの出費になります。

保育園に入ると一気に費用が増えることもある

0〜2歳で大きいのが保育料です。

3〜5歳児クラスは幼児教育・保育の無償化の対象になりますが、0〜2歳児クラスは住民税非課税世帯などが対象です。そのため、共働き家庭では0〜2歳児クラスの保育料が大きな負担になることがあります。

また、保育料以外にも次のような費用がかかります。

・給食費
・延長保育料
・おむつ代
・おしりふき
・着替え
・タオル
・お昼寝用品
・行事費
・写真代

つまり、保育園費用は「保育料だけ」で考えるとズレやすいです。

保育園の費用を詳しく知りたい方は、「保育園の費用は月いくら?0〜2歳・3〜5歳の年収別目安と実費を解説」も参考にしてください。

年子家庭は0〜2歳の出費が重なりやすい

年子家庭では、下の子が生まれた後も、上の子がまだオムツや保育園用品を使っていることがあります。

たとえば、

・オムツ代が2人分になる
・おしりふきの消費が早い
・保育園の着替えが2人分必要
・病院や薬代が重なる
・保育料が同時期にかかる

このように、乳幼児期の出費が重なりやすいです。

年子家庭では、上の子のお下がりを使える部分もありますが、同時に使うものは買い足しが必要です。特に服、タオル、保育園用品、チャイルドシートなどは、早めに確認しておくと安心です。

関連記事:保育園でお金がかかるもの一覧|入園前後に必要な費用と毎月の負担を解説

3〜5歳の子供にかかる費用|無償化後も実費は残る

3〜5歳になると、幼児教育・保育の無償化によって利用料の負担は軽くなります。

ただし、「無償化=完全に無料」ではありません。

通園送迎費、食材料費、行事費、制服代、用品代、写真代、預かり保育料などは、別でかかることがあります。

3〜5歳でかかりやすい費用

3〜5歳でかかりやすい費用は、次の通りです。

・給食費
・おやつ代
・園用品
・制服、体操服
・通園バッグ
・上履き
・行事費
・写真代
・バス代
・預かり保育料
・延長保育料
・習い事

保育園や幼稚園によって、費用のかかり方はかなり違います。

保育園では実費負担が少なめの園もありますが、幼稚園では制服や教材、バス代、預かり保育料などがかかる場合があります。

幼稚園は園によって差が大きい

幼稚園は、園によって費用差が出やすいです。

利用料が無償化の対象でも、次のような費用がかかることがあります。

・入園料
・制服代
・体操服
・教材費
・施設費
・冷暖房費
・バス代
・預かり保育料
・給食費
・行事費

特に共働き家庭で幼稚園を選ぶ場合は、預かり保育の料金と長期休み中の対応を必ず確認しましょう。

月額だけではなく、年間でいくらかかるかを見ることが大切です。

保育園と幼稚園で迷っている方は、「保育園と幼稚園どっちがいい?年子家庭向けに費用・送迎・預けやすさを比較」もあわせて読むと判断しやすくなります。

入園準備費用も忘れやすい

3〜5歳では、毎月の費用だけでなく、入園や進級のタイミングでまとまった出費があります。

・制服
・体操服
・通園バッグ
・上履き
・お昼寝用品
・名前つけグッズ
・コップや歯ブラシ
・タオル
・着替え
・レインコートや長靴

年子家庭では、上の子の進級準備と下の子の入園準備が重なることもあります。

入園準備で必要なものは、「保育園の入園準備で必要なもの一覧|買ってよかった物・いらなかった物」で詳しく解説しています。

関連記事:育児の月間費用はいくら?0歳〜5歳の目安と節約術

小学生の子供にかかる費用|学校費用より習い事で差が出る

小学生になると、保育料や幼稚園の費用はなくなります。

そのため、毎月の負担が少し軽くなる家庭もあります。

ただし、小学生になると学用品、給食費、習い事、放課後の過ごし方、レジャー費などが増えてきます。

小学生でかかりやすい費用

小学生でかかりやすい費用は、次の通りです。

・給食費
・学用品
・ランドセル
・体操服
・上履き
・水着
・習字道具
・鍵盤ハーモニカ
・絵の具セット
・遠足や校外学習
・習い事
・スポーツ用品
・放課後児童クラブ
・友達とのイベント費用

小学生の費用で差が出やすいのは、習い事です。

水泳、サッカー、英会話、ピアノ、体操、プログラミングなど、複数の習い事をすると毎月の負担はかなり大きくなります。

小学生は「いつの間にか増える費用」に注意

小学生になると、保育園や幼稚園ほど毎月まとまった請求がないため、「安くなった」と感じることもあります。

しかし、実際には細かい出費が増えます。

・文房具
・ノート
・靴
・服
・水筒
・傘
・学校行事
・誕生日プレゼント
・レジャー
・ゲームやおもちゃ

1つ1つは小さくても、月単位で見るとそれなりの金額になります。

小学生以降は、「学校に払うお金」だけでなく、「生活全体で増えるお金」を見ることが大切です。

中学生の子供にかかる費用|部活・塾・スマホが増えやすい

中学生になると、子供にかかる費用は一気に変わります。

制服、部活動、塾、スマホ、交通費、食費などが増えやすくなります。

中学生でかかりやすい費用

中学生でかかりやすい費用は、次の通りです。

・制服
・体操服
・通学バッグ
・部活動費
・部活用品
・塾代
・模試代
・参考書
・スマホ代
・交通費
・食費
・友達付き合いの費用

中学生になると、食費も増えやすくなります。

体が大きくなり、部活をしている子は食べる量も増えます。お弁当や補食、飲み物代なども地味にかかります。

塾代で家計差が大きくなる

中学生以降で大きく差が出るのが塾代です。

塾に通うか、何教科受けるか、個別指導か集団塾か、季節講習を受けるかで費用は大きく変わります。

特に中学3年生になると、受験対策として費用が増えやすいです。

・通常授業
・夏期講習
・冬期講習
・模試
・教材費
・入試対策講座

これらが重なると、月数万円以上の負担になることもあります。

中学生以降の教育費は、いきなり始めると家計に響きやすいので、小学生のうちから少しずつ準備しておくと安心です。

高校生の子供にかかる費用|通学・塾・受験費用が大きい

学校にかかる費用だけでなく、通学費、昼食代、スマホ代、塾代、模試代、受験費用などが増えていきます。

高校生でかかりやすい費用

高校生でかかりやすい費用は、次の通りです。

・授業料
・制服
・教科書
・教材費
・部活動費
・通学定期代
・自転車代
・スマホ代
・昼食代
・塾代
・模試代
・受験料
・オープンキャンパス費用

高校生は、通学先によって交通費が大きく変わります。

自転車で通える高校なら負担は少なめですが、電車やバスを使う場合は、毎月の定期代がかかります。

大学受験前はまとまった出費が増える

大学受験を考える場合、高校2年生後半から高校3年生にかけて出費が増えやすくなります。

・塾代
・予備校代
・模試代
・参考書代
・受験料
・交通費
・宿泊費
・入学金
・前期授業料

特に大学受験は、合格後すぐに入学金や授業料の一部を支払う必要があります。

大学費用は「入学してから考える」では遅く、できれば高校生になる前から準備しておきたい費用です。

大学生の子供にかかる費用|最大の山場は入学前後

子供にかかる費用で、最も大きな山場になりやすいのが大学進学です。

大学は、国公立か私立か、文系か理系か、自宅通学か一人暮らしかで負担が大きく変わります。

大学生でかかりやすい費用

大学生でかかりやすい費用は、次の通りです。

・入学金
・授業料
・施設設備費
・教材費
・パソコン
・通学費
・一人暮らし初期費用
・家賃
・仕送り
・資格取得費
・就職活動費

大学費用は、毎月少しずつというより、入学前後にまとまってかかるのが特徴です。

受験料、入学金、前期授業料、一人暮らし準備費用が重なると、短期間で大きな金額が必要になります。

自宅外通学は仕送りも必要になる

大学費用で見落としやすいのが、自宅外通学の費用です。

一人暮らしをする場合、学費とは別に次のような費用がかかります。

・家賃
・敷金、礼金
・家具、家電
・引っ越し代
・食費
・光熱費
・通信費
・交通費

自宅から通えるかどうかで、大学進学にかかる総額は大きく変わります。

子供が小さいうちは想像しにくいですが、教育費の最大の山場は大学入学前後だと考えて、早めに準備しておくと安心です。

公立と私立で子供にかかる費用はどれくらい違う?

子供にかかる費用は、公立か私立かで大きく変わります。

文部科学省の調査でも、幼稚園から高校までの学習費は、公立と私立で大きな差があります。

公立・私立の年間学習費の目安

学校種別公立私立
幼稚園約18.5万円約34.7万円
小学校約36.7万円約174.2万円
中学校約54.2万円約156.0万円
高校約59.7万円約117.9万円

特に差が大きいのは小学校です。

私立小学校は、授業料や学校納付金だけでなく、通学費や学校外活動費も大きくなりやすいです。

幼稚園から高校までの15年間で見ると差はさらに大きい

幼稚園から高校までの15年間で見ると、公立中心か私立中心かで総額は大きく変わります。

進路パターン15年間の学習費目安
すべて公立約614万円
幼稚園のみ私立、他は公立約665万円
幼稚園・高校が私立、他は公立約838万円
すべて私立約1,969万円

この金額には、学校教育費だけでなく、給食費や学校外活動費も含まれています。

つまり、教育費は「授業料だけ」では見えません。習い事、塾、通学費、用品代なども含めて考える必要があります。

子供1人にかかる費用で見落としやすいもの

子供にかかる費用は、保育料や学費だけではありません。

実際の家計では、細かい出費の積み重ねが負担になります。

見落としやすい費用一覧

費用内容
食費成長とともに量が増える
衣服代サイズアウトが早い
靴代すぐ小さくなる、汚れる
医療費助成があっても薬代や交通費がかかることもある
交通費通園、通学、習い事、病院
写真代園や学校行事で購入しがち
レジャー費休日のお出かけ、外食
プレゼント代誕生日、クリスマス、友達関係
通信費スマホ、タブレット、学習アプリ
家電・家具学習机、ベッド、収納など

特に年子家庭では、靴や服のサイズアウト、レジャー費、外食費が一気に増えやすいです。

子供が2人いると、入場料や食事代が単純に増えます。小さいうちは無料でも、年齢が上がると子供料金がかかる施設も増えます。

児童手当はいくらもらえる?子育て費用にどう使う?

子育て費用を考えるうえで、児童手当は必ず確認しておきたい制度です。

児童手当は、0歳から高校生年代までの子供を養育している家庭が対象です。

児童手当の支給額

手当の支給額は、子供の年齢や第何子かによって変わります。

子供の年齢月額
3歳未満15,000円
3歳未満の第3子以降30,000円
3歳以上〜高校生年代10,000円
3歳以上〜高校生年代の第3子以降30,000円

支給は偶数月に2か月分ずつ行われます。

申請が遅れると、原則として遅れた月分を受け取れないことがあるため、出生や転入のときは早めに手続きしましょう。

児童手当は生活費に消える前に使い道を決める

児童手当は、何も決めずに普通口座へ入れておくと、生活費と混ざって使ってしまいやすいです。

おすすめは、最初から使い道を決めることです。

たとえば、

・全額を教育費として貯める
・半分を教育費、半分を日用品に使う
・保育料が重い時期だけ家計補助に使う
・NISAや預金で大学費用に備える
・入園、入学準備費として別口座に分ける

大事なのは、「使ってはいけない」と考えることではありません。

家庭によっては、今の保育料や生活費に使う方が現実的な場合もあります。

ただ、なんとなく使うのではなく、「今使うお金」と「将来に残すお金」を分けて考えると、後悔しにくくなります。

年子家庭で子育て費用がきつくなりやすい時期

年子家庭では、子供1人分の費用を単純に2倍すればいいわけではありません。

出費の時期が近く、まとまった支払いが連続しやすいのが特徴です。

年子家庭で費用が重なりやすい場面

年子家庭で費用が重なりやすいのは、次のような場面です。

・オムツ代が2人分になる
・保育園費用が重なる
・入園準備と進級準備が同時に来る
・服や靴のサイズアップが近い
・病院や薬代が続く
・習い事を2人分払う
・小学校入学と園の費用が重なる
・中学、高校、大学の進学時期が近い

年子家庭は、1つ1つの金額より「同じ時期に重なること」が家計を圧迫します。

年子家庭は入園・入学時期に注意

特に注意したいのが、入園・入学のタイミングです。

上の子の入学準備と下の子の入園準備が重なると、制服、バッグ、靴、学用品、園用品などが一気に必要になります。

さらに、写真代や行事費、習い事の初期費用などが重なると、予定外の出費が増えます。

年子家庭では、月々の家計だけでなく、年間のイベント費を先に見ておくことが大切です。

年子家庭は「1人目で買いすぎない」が大事

1人目のときは、つい新品でそろえたくなります。

しかし、年子家庭では2人目にも使えるものと、同時に使うため買い足しが必要なものがあります。

買いすぎを防ぐには、次のように考えるとよいです。

・お下がりできる物は高すぎる物を避ける
・同時に使う物は最初から2人分を想定する
・服はサイズと季節が合うか確認する
・ベビー用品はレンタルも検討する
・使う期間が短い物は中古や譲り受けも考える

年子家庭では、「長く使えるか」より「本当に使う期間があるか」を見た方が失敗しにくいです。

子育て費用を抑えるコツ

子育て費用を抑えるには、何でも削ればいいわけではありません。

子供の安全や健康、必要な教育まで削ってしまうと、後から困ることもあります。

大切なのは、満足度を下げずに無駄を減らすことです。

1. 固定費から見直す

まず見直したいのは固定費です。

・通信費
・保険
・サブスク
・習い事
・車関連費
・外食頻度

固定費は、一度下げると毎月効果が続きます。

子供関連費だけを削ろうとすると苦しくなりますが、家計全体で見ると見直せる部分が見つかることがあります。

2. 服や靴は買いすぎない

子供は成長が早いので、服や靴を買いすぎると着る前にサイズアウトすることがあります。

特に保育園用の服は、安くて洗いやすいもので十分です。

・園用はシンプルな服にする
・休日用と園用を分ける
・セールで買いすぎない
・靴は予備を持ちつつ多く買いすぎない
・お下がりできる物は保管する

「安いから買う」ではなく、「今本当に必要か」で判断すると無駄が減ります。

3. 習い事は目的を決める

習い事は、子供の経験として大切な面もあります。

ただし、なんとなく増やすと家計を圧迫します。

習い事を始めるときは、次の点を考えてみましょう。

・子供が本当に楽しんでいるか
・送迎が負担になりすぎないか
・月謝以外の費用があるか
・発表会や道具代はいくらか
・兄弟で続けた場合に払えるか

習い事は、月謝だけでなく、道具代、発表会、検定料、ユニフォーム代などもかかることがあります。

4. レジャー費は予算を決める

子供がいると、休日の外出費も増えます。

公園だけで済む日もあれば、テーマパーク、外食、買い物で一気にお金がかかる日もあります。

レジャー費を抑えるには、月の予算を決めておくのがおすすめです。

・無料の公園を活用する
・お弁当を持っていく
・外食回数を決める
・有料施設は月1回までにする
・年パスを使う場合は本当に元が取れるか確認する

子供との思い出は大切ですが、お金をかければいいわけではありません。

5. 支援制度を必ず確認する

子育て費用は、国や自治体の制度で負担を軽くできることがあります。

確認しておきたい制度は次の通りです。

・児童手当
・幼児教育、保育の無償化
・子ども医療費助成
・就学援助
・高校等就学支援金
・奨学金
・自治体独自の子育て支援

制度は住んでいる地域や所得、子供の年齢によって違います。

特に子ども医療費助成や給食費支援、保育料の軽減などは自治体差が大きいため、市区町村の公式情報を確認しましょう。

削りすぎない方がいい子育て費用

節約は大切ですが、何でも削ればいいわけではありません。

後から困りやすい費用もあります。

医療・健康に関する費用

子供の体調に関わる費用は、無理に削りすぎない方が安心です。

・病院への交通費
・薬
・歯科検診
・メガネ
・アレルギー対応食品
・必要な予防接種
・安全用品

医療費助成がある地域でも、交通費や市販薬、付き添い時の食事代などはかかることがあります。

安全に関する費用

チャイルドシート、自転車用ヘルメット、ベビーゲート、家具の転倒防止など、安全に関わる費用も削りすぎない方がいいです。

安全用品は、使う期間が短くても事故を防ぐために必要なことがあります。

中古を使う場合でも、破損や劣化がないか確認しましょう。

子供が本当に続けたい経験

習い事や体験活動は、すべて削る必要はありません。

家計に無理がない範囲で、子供が本当に楽しんでいるもの、成長につながっているものは残してもよいでしょう。

大切なのは、親の見栄や不安で増やしすぎないことです。

関連記事:子供が何人で費用はいくら?教育費・生活費から見る家計の現実

子供1人にかかる費用を準備する方法

子供の費用は、毎月の生活費で払うものと、将来に備えて貯めるものに分けて考えると管理しやすくなります。

1. 児童手当を別口座に分ける

一番始めやすいのは、児童手当を別口座で管理することです。

全額を貯めるのが難しい場合でも、半分だけ残す、入園・入学費用に回すなど、家庭に合った使い方で問題ありません。

2. 大学費用は早めに準備する

教育費で一番大きな山場になりやすいのは、大学入学前後です。

高校生になってから急に貯めようとしても、受験費用や塾代も重なり、かなり大変です。

できれば子供が小さいうちから、少しずつ大学費用を意識しておくと安心です。

3. 毎月の先取り貯蓄をする

教育費を貯めるなら、余ったら貯めるより、先に貯める仕組みを作る方が続きやすいです。

・児童手当を別口座に入れる
・毎月5,000円だけ積み立てる
・ボーナスから一部を教育費に回す
・お祝い金を使わず残す
・NISAを使う場合は長期目線で考える

無理な金額にすると続きません。

まずは少額でも、継続できる形を作ることが大切です。

4. 家計簿は細かくつけすぎなくていい

家計管理というと、細かい家計簿を想像するかもしれません。

しかし、忙しい子育て家庭では、細かすぎる家計簿は続きにくいです。

まずは次の3つだけ把握すれば十分です。

・毎月必ず出ていく固定費
・子供にかかっている月額費用
・年に数回ある大きな出費

この3つが見えるだけでも、家計の不安はかなり減ります。

子供1人にかかる費用でよくある質問

Q1. 子供1人を育てるのに総額いくらかかりますか?

家庭によって差がありますが、生活費と教育費を合わせると1,000万円台後半〜3,000万円以上になることがあります。特に私立進学や大学進学、自宅外通学があると総額は大きくなります。

Q2. 子育て費用は毎月いくらくらい必要ですか?

年齢によって変わります。0〜2歳はオムツ、ミルク、保育料で2万円〜8万円以上かかることもあります。3〜5歳は無償化で利用料負担が軽くなる一方、給食費や園用品などの実費は残ります。中学生以降は塾代やスマホ代で増えやすいです。

Q3. 子供に一番お金がかかる時期はいつですか?

まとまったお金が必要になりやすいのは、大学入学前後です。ただし、家計への毎月の負担で見ると、0〜2歳の保育料、中学生以降の塾代、高校生の受験費用も大きな山場になります。

Q4. 保育園や幼稚園は無償化で無料になりますか?

3〜5歳の保育所、幼稚園、認定こども園などの利用料は無償化の対象です。ただし、通園送迎費、食材料費、行事費などは保護者負担になるため、完全に無料になるわけではありません。

Q5. 児童手当は貯めた方がいいですか?

可能であれば、将来の教育費として一部でも貯めておくと安心です。ただし、保育料や生活費が重い時期に無理をして貯める必要はありません。今の家計を安定させるために使うのも一つの考え方です。

Q6. 年子家庭は子育て費用がかなり高くなりますか?

総額が単純に高くなるだけでなく、出費の時期が近くなることが大変です。オムツ代、保育料、入園準備、進学準備、習い事などが重なりやすいため、年間で大きな出費を見ておくことが大切です。

Q7. 子育て費用を節約するなら何から見直すべきですか?

まずは固定費から見直すのがおすすめです。通信費、保険、習い事、サブスク、外食頻度などは、一度見直すと効果が続きます。子供の安全や健康に関わる費用は削りすぎないようにしましょう。

Q8. 大学費用はいつから準備すればいいですか?

できれば子供が小さいうちから少しずつ準備するのがおすすめです。大学費用は入学前後にまとまって必要になるため、高校生になってから一気に準備するのは負担が大きくなりやすいです。

関連記事:保育園の入園準備で必要なもの一覧|買ってよかった物・いらなかった物

まとめ|子供1人にかかる費用は年齢別に分けて考えると不安が減る

子供1人にかかる費用は、家庭によって大きく変わります。

生活費と教育費を合わせると、1,000万円台後半〜3,000万円以上になることもあります。ただし、いきなり総額だけを見ると不安が大きくなりすぎます。

大切なのは、年齢別に何にお金がかかるのかを分けて考えることです。

0〜2歳は、オムツ、ミルク、保育料が中心です。3〜5歳は、無償化後も給食費や園用品、行事費などの実費がかかります。小学生は習い事、中学生は塾やスマホ、高校生は通学費や受験費用、大学生は入学金や授業料が大きな負担になりやすいです。

特に年子家庭では、出費の時期が近くなりやすいため、月額だけでなく年間の出費を見ておくことが大切です。

最後にポイントをまとめます。

・子供1人にかかる費用は進路や家庭方針で大きく変わる
・0〜2歳は保育料やオムツ代が家計に響きやすい
・3〜5歳は無償化後も実費負担が残る
・小学生以降は習い事や塾代で差が出やすい
・大学進学は最も大きな山場になりやすい
・児童手当は使い道を決めて管理するとよい
・年子家庭は出費の重なりに注意する
・節約は固定費から見直すと効果が続きやすい

子育て費用は、すべてを完璧に準備しようとすると苦しくなります。

まずは、今の年齢でかかっている費用を把握し、次に来る大きな出費を少しずつ見える化することから始めましょう。