子育てで大変な時期はいつ?年齢別のしんどさと楽になる目安
子育てをしていると、「今が一番大変かもしれない」「このしんどさはいつまで続くの?」と感じる時期がありますよね。
夜中に何度も起きる0歳。歩き始めて目が離せない1歳。イヤイヤ期で毎日ぶつかる2〜3歳。保育園や幼稚園が始まって、送迎や呼び出しに追われる時期。
どの時期にも、それぞれ違った大変さがあります。
とくに年子家庭では、下の子の授乳や夜泣きに対応しながら、上の子のイヤイヤ期や登園準備も重なりやすいです。子どもが2人いるだけでなく、「どちらもまだ手がかかる時期」が重なるため、親の余裕がなくなりやすくなります。
結論からいうと、子育てで大変な時期は家庭によって違います。ただし、多くの家庭でしんどくなりやすいのは、0歳の睡眠不足、1歳の目が離せない時期、2〜3歳のイヤイヤ期、そして保育園や幼稚園など生活が変わる時期です。
年子家庭なら、下の子が0歳で上の子が1〜2歳、または下の子が1歳で上の子が2〜3歳の時期がかなり大変になりやすいです。
この記事では、子育てで大変な時期はいつなのか、年齢別に何がしんどいのか、いつから少し楽になるのか、年子家庭で特につらくなりやすい時期、限界になる前にできる対策までわかりやすく解説します。
まず全体像を知りたい方はこの記事を、イヤイヤ期・年子育児・保育園送迎などを詳しく知りたい方は、関連記事もあわせて読んでみてください。
関連記事:年子育児が大変なのはなぜ?毎日を少し楽にする考え方と乗り切り方
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- 子育てで大変な時期はいつ?まず結論はこう考える
- 子育てはいつから楽になる?年齢別の目安
- 0歳の子育てで大変な時期|睡眠不足と泣く理由がわからないつらさ
- 1歳の子育てで大変な時期|歩き始めて目が離せない
- 2歳の子育てで大変な時期|イヤイヤ期と自分でやりたい気持ち
- 3歳の子育てで大変な時期|話せるのに素直に動かない
- 4〜5歳の子育てで大変な時期|楽になる部分と別の悩みが出てくる
- 年子育児で一番大変な時期はいつ?組み合わせ別に見る
- 保育園・幼稚園が始まる時期も大変
- 子育てで大変な時期をさらにしんどくする原因
- 子育てで大変な時期にやってはいけない考え方
- 子育てで大変な時期を少し楽にする工夫
- 子育てで大変な時期に相談していい目安
- 子育てで大変な時期によくある質問
- まとめ|子育てで大変な時期は形を変えながら少しずつ過ぎていく
子育てで大変な時期はいつ?まず結論はこう考える
子育てで大変な時期は、「何歳が一番」と一つに決められるものではありません。
0歳は眠れないことがつらく、1歳は目が離せないことがつらく、2〜3歳はイヤイヤや癇癪で精神的にきつくなりやすいです。
さらに、保育園や幼稚園が始まる時期、仕事復帰の時期、兄弟が生まれた時期など、生活の変化によって一気に大変になることもあります。
つまり、子育ての大変さは「年齢」だけではなく、「家庭の状況」と「生活の変化」で変わります。
子育てで大変になりやすい時期の早見表
| 時期 | 大変になりやすい理由 | 親の負担 |
|---|---|---|
| 0歳 | 授乳・夜泣き・寝かしつけ | 体力的にきつい |
| 1歳 | 歩く・登る・触る・危ない | 目が離せない |
| 2歳 | イヤイヤ・癇癪・自分でやりたい | 精神的にきつい |
| 3歳 | 口が達者・反抗・支度が進まない | 対応に疲れやすい |
| 4〜5歳 | 友達関係・園生活・兄弟げんか | 悩みの種類が変わる |
| 入園時期 | 慣らし保育・送迎・呼び出し | 仕事との両立が大変 |
| 年子育児 | 同時対応・赤ちゃん返り・寝かしつけ | 休む時間が少ない |
この表を見るとわかるように、子育ては「大変な時期が終わったら全部ラクになる」というより、大変さの種類が少しずつ変わっていくものです。
関連記事:慣らし保育がつらい…何日かかる?仕事復帰との両立で困ったこと
何歳が一番大変かは家庭によって違う
「子育てで一番大変なのは何歳?」と聞かれると、答えは家庭によって変わります。
たとえば、夜泣きが多い子なら0歳が一番きつく感じるかもしれません。活発で危ないことが多い子なら1歳が大変に感じることもあります。こだわりが強く、イヤイヤや癇癪が激しい子なら2〜3歳が一番つらく感じるでしょう。
また、親の状況も大きく影響します。
・睡眠不足が続いている
・ワンオペ時間が長い
・仕事復帰と重なっている
・兄弟育児が始まった
・頼れる人が近くにいない
・夫婦の分担が偏っている
このような状況があると、同じ年齢でも大変さはかなり変わります。
年子家庭は「大変な時期が重なる」のがつらい
年子家庭の場合、子ども1人ずつの大変さに加えて、時期が重なる大変さがあります。
たとえば、下の子が0歳で夜泣きや授乳がある時期に、上の子が1〜2歳で目が離せない。下の子が1歳で動き回るようになったころに、上の子が2〜3歳でイヤイヤ期に入る。
このように、親が休む時間がないまま、次の大変さが重なりやすいです。
そのため、年子家庭では「普通にできるはず」と考えすぎない方がいいです。大変なのは、親の能力が低いからではなく、単純にタスクが多すぎるからです。
子育てはいつから楽になる?年齢別の目安
「いつから楽になるの?」という疑問は、多くの親が一度は感じるものです。
ただし、子育てはある日突然すべてが楽になるわけではありません。夜泣きが減る、自分で歩く、言葉で伝えられる、トイレが安定するなど、できることが増えるたびに少しずつ楽になる部分が増えていきます。
楽になりやすい変化の目安
| 変化 | 楽になりやすい理由 |
|---|---|
| 夜まとまって寝る日が増える | 親の睡眠不足が少し減る |
| 自分で歩ける | 抱っこの負担が減る |
| 言葉で伝えられる | 泣く理由がわかりやすくなる |
| 自分で食べられる | 食事介助が少し減る |
| トイレが安定する | オムツ替えや着替えが減る |
| ひとり遊びが増える | 親が少し動ける時間ができる |
| 園生活に慣れる | 朝夕の流れが安定しやすい |
ただし、「楽になる」といっても、悩みがゼロになるわけではありません。
0歳の睡眠不足が落ち着いても、1歳の危なっかしさが出てきます。1歳の目が離せない時期を過ぎても、2〜3歳のイヤイヤが始まります。イヤイヤ期が落ち着いても、友達関係や園生活の悩みが出てきます。
つまり、子育ては「全部が急に楽になる」というより、「大変さの種類が変わりながら、少しずつ親の手が離れていく」と考える方が現実に近いです。
3歳を過ぎると楽になると言われる理由
よく「3歳を過ぎると少し楽になる」と言われます。
その理由は、言葉でやり取りできる場面が増えるからです。何が嫌なのか、何をしたいのか、少しずつ言葉で伝えられるようになると、親も対応しやすくなります。
また、着替え、食事、トイレ、片づけなど、自分でできることも少しずつ増えていきます。
ただし、3歳を過ぎたら急に手がかからなくなるわけではありません。むしろ、言い返しや反抗が増えて、別の意味で大変になることもあります。
「3歳になったのに全然楽にならない」と感じても、おかしいわけではありません。
年子家庭は下の子が2〜3歳になるころに変化が出やすい
年子家庭で少し楽になったと感じやすいのは、下の子が2〜3歳になって、言葉や歩行、食事、遊びが少し安定してきたころです。
もちろん個人差はありますが、下の子が赤ちゃんではなくなり、上の子と一緒に遊べる時間が増えると、親が常に一対一で対応し続ける時間は少しずつ減ります。
ただし、この時期は兄弟げんかも増えます。
そのため、「完全に楽になる」というより、「赤ちゃん期の体力的なしんどさが減り、兄弟対応の大変さに変わる」と考える方が近いです。
0歳の子育てで大変な時期|睡眠不足と泣く理由がわからないつらさ
0歳の子育てで大変な時期は、生活リズムが整う前です。
特に新生児期から生後数か月は、赤ちゃんが昼夜関係なく起きます。授乳やミルク、おむつ替え、寝かしつけが何度も続くため、親はまとまって眠れません。
0歳でしんどくなりやすいこと
0歳の子育てでは、次のようなことが負担になりやすいです。
・夜中に何度も起きる
・授乳やミルクの間隔が短い
・泣く理由がわからない
・抱っこしていないと寝ない
・背中スイッチで起きる
・家事が進まない
・外出しにくい
・親の睡眠不足が続く
赤ちゃんはまだ言葉で伝えられません。
お腹が空いたのか、眠いのか、暑いのか、寒いのか、寂しいのか、体調が悪いのか。毎回考え続けるだけでも、親の心はかなり疲れます。
0歳は体力的なしんどさが大きい
0歳の大変さは、精神的な不安もありますが、何より体力的なしんどさが大きいです。
まとまって眠れない状態が続くと、ちょっとしたことでイライラしやすくなります。普段なら流せることでも、睡眠不足だと強く反応してしまうことがあります。
これは気合いや根性の問題ではありません。
睡眠不足が続けば、誰でも余裕がなくなります。
0歳は「頑張る」より「休む形を作る」
0歳の時期は、家事も育児も完璧にしようとするとかなり苦しくなります。
この時期に大切なのは、赤ちゃんの生活リズムを完璧に整えることより、親が倒れない形を作ることです。
たとえば、
・家事は最低限にする
・冷凍食品や惣菜を使う
・赤ちゃんが寝たら少し横になる
・来客や予定を減らす
・夜間対応を夫婦で分ける
・一時預かりや家族のサポートを検討する
こうした工夫は手抜きではありません。
0歳の子育ては、親の体力を守ることがそのまま育児を続ける力になります。
1歳の子育てで大変な時期|歩き始めて目が離せない
1歳になると、赤ちゃんらしさが少しずつ抜け、できることが増えてきます。
歩く、登る、引き出しを開ける、物を投げる、食べ物を手づかみするなど、成長を感じる一方で、親はますます目が離せなくなります。
1歳でしんどくなりやすいこと
1歳の子育てで大変なのは、子どもの行動範囲が広がることです。
・転びやすい
・何でも触る
・階段やソファに登る
・引き出しを開ける
・食事をこぼす
・おむつ替えを嫌がる
・外出先でじっとしていない
・危ない物に手を伸ばす
この時期は、家の中にいても危ない場面が増えます。
転倒、誤飲、やけど、指はさみなどが心配で、親は常に見守る必要があります。
1歳は「ダメ」と言う回数が増えやすい
1歳は好奇心が強く、いろいろな物に触りたがります。
しかし、危険な物も多いため、親は「ダメ」「触らないで」「危ない」と言う回数が増えやすいです。
毎日何度も止めていると、親も疲れます。子どもも止められるたびに泣いたり怒ったりして、親子でぶつかりやすくなります。
1歳は安全な環境づくりが大事
1歳の子育てでは、親がずっと注意し続けるより、危ないものを減らす方が現実的です。
・誤飲しそうな物を手の届かない場所に置く
・キッチンや階段にゲートをつける
・引き出しにロックをつける
・熱い飲み物を低い場所に置かない
・角のある家具にガードをつける
・触られて困る物を先に片づける
毎回「ダメ」と言い続けるより、触ってほしくない物を最初から減らした方が親も子どももラクになります。
2歳の子育てで大変な時期|イヤイヤ期と自分でやりたい気持ち
2歳は、子育ての中でも「一番大変だった」と言われやすい時期です。
この時期は自我が強くなり、「自分でやりたい」という気持ちが増えます。一方で、まだ言葉や感情のコントロールが追いつかないため、思い通りにならないと泣いたり怒ったりしやすくなります。
2歳でしんどくなりやすいこと
2歳では、次のような場面で親が疲れやすいです。
・着替えを嫌がる
・ごはんを食べない
・お風呂に入らない
・寝る前に遊び続ける
・買い物中に床に寝転がる
・自分でやると言うのにできなくて怒る
・手伝うとさらに怒る
・急いでいる日に限って動かない
この時期は、毎日の小さなことがなかなか進みません。
親としては「早くして」と言いたくなりますが、急かせば急かすほど子どもが余計に崩れることもあります。
2歳は親のメンタルが削られやすい
0歳は体力的にきつい時期ですが、2歳は精神的にきつくなりやすいです。
理由は、毎日のやり取りで親が試されているように感じるからです。
「何を言っても嫌」
「どうして毎回こうなるの」
「怒りたくないのに怒ってしまう」
こうした気持ちが積み重なると、親の心はかなり疲れます。
2歳は正論より切り替えが大事
イヤイヤ期の子どもに、長い説明や正論をぶつけても、うまく伝わらないことがあります。
この時期は、説得するより、切り替えや選択肢を使った方が進みやすい場面があります。
たとえば、
・「着替えなさい」ではなく「青と黄色、どっち着る?」
・「早くお風呂」ではなく「先に肩まで入る?足だけ入る?」
・「泣かないで」ではなく「嫌だったね」と一度受け止める
・「もう知らない」ではなく「落ち着いたら一緒にやろう」
子どもの要求を全部受け入れる必要はありません。
ただ、最初に気持ちを受け止めるだけで、少し切り替えやすくなることがあります。
イヤイヤ期の対応を深掘りしたい場合は、「イヤイヤ期対応法|笑顔で乗り切る科学的10選と声かけ集」もあわせて読むとつながりやすいです。
関連記事:子供が言うことを聞かない本当の理由|今日から試せる親の対応法
3歳の子育てで大変な時期|話せるのに素直に動かない
3歳になると、言葉でのやり取りがかなり増えます。
「話せるようになったから楽になる」と思いがちですが、実際には別の大変さが出てきます。
3歳でしんどくなりやすいこと
3歳では、次のような悩みが増えやすいです。
・言い返してくる
・約束を守れない
・ふざけて支度が進まない
・保育園や幼稚園での疲れが家で出る
・下の子に意地悪する
・注意しても同じことを繰り返す
・親の言葉をわかっているのにやらない
この時期は、会話ができる分、親も「もうわかるでしょ」と思いやすくなります。
しかし、3歳はまだ感情の切り替えや我慢が安定していません。わかっていてもできないことがあります。
3歳は「できるはず」と思いすぎない
3歳になると、親の期待も上がります。
「もう自分で着替えられるはず」
「何度も言っているからわかるはず」
「下の子に優しくできるはず」
しかし、できる日もあればできない日もあります。
特に疲れている日、眠い日、お腹が空いている日、園で頑張った日は崩れやすくなります。
この時期は、できないことを責めるより、「できる日を増やす仕組み」を作る方がラクです。
・朝の手順を固定する
・時計やタイマーを使う
・やることを絵や写真で見える化する
・できたことを短くほめる
・疲れている日は求めるレベルを下げる
完璧にできることより、親子のぶつかり合いを減らすことを優先しましょう。
3歳で怒ってしまう日が増えるのは珍しくない
3歳は言葉が増える分、親もつい言い返してしまいやすい時期です。
「わかっているのにやらない」と見えるため、0歳や1歳のころより怒りが強くなりやすいです。
でも、3歳はまだ大人のように気持ちを整理できません。
何度言っても同じことをする、注意してもすぐ忘れる、ふざけてしまう。こうした行動は、親を困らせるためだけにやっているとは限りません。
「わかっているけど、まだ安定してできない時期」と考えるだけでも、少し見方が変わります。
関連記事:イヤイヤ期対応法|笑顔で乗り切る科学的10選と声かけ集
4〜5歳の子育てで大変な時期|楽になる部分と別の悩みが出てくる
4〜5歳になると、少し楽になる部分も増えてきます。
自分で着替えたり、トイレに行ったり、言葉で気持ちを伝えたりできる場面が増えるため、0〜3歳のころより手が離れることがあります。
ただし、完全に楽になるわけではありません。
4〜5歳でしんどくなりやすいこと
4〜5歳では、次のような悩みが出やすくなります。
・友達関係の悩み
・園でのトラブル
・兄弟げんか
・習い事や就学前の不安
・口答えや反抗
・できることが増えた分、親の期待も上がる
この時期は、体力的な大変さは少し減っても、心配ごとや声かけの難しさが増えます。
つまり、4〜5歳は「ずっと抱っこで大変」という時期から、「どう関わればいいか悩む」時期に変わっていきます。
4〜5歳は親も少しずつ手を離す時期
4〜5歳では、親が全部先回りするより、子どもに任せる場面を少しずつ増やすことも大切です。
たとえば、
・明日の服を一緒に選ぶ
・保育園バッグの中身を一緒に確認する
・片づける場所を決める
・困ったときの言い方を練習する
・友達とのトラブルをすぐ裁かず話を聞く
親がすべて解決しようとすると、かえって疲れます。
子どもが少しずつ自分で考えられるように、親はサポート役へ移っていく時期です。
年子育児で一番大変な時期はいつ?組み合わせ別に見る
年子家庭では、子ども1人だけの年齢ではなく、兄弟の組み合わせで大変さが変わります。
上の子も下の子もまだ小さいため、どちらか一方に手をかければ、もう一方が泣く。片方の世話が終わったと思ったら、もう片方が崩れる。
この同時対応が、年子育児の大変さです。
年子育児で大変になりやすい組み合わせ
| 下の子 | 上の子 | 大変になりやすい理由 |
|---|---|---|
| 0歳 | 1歳 | 授乳・夜泣きと上の子の見守りが重なる |
| 0歳 | 2歳 | 赤ちゃん返りとイヤイヤ期が重なる |
| 1歳 | 2歳 | 2人とも動き回り、危険が増える |
| 1歳 | 3歳 | 下の子の見守りと上の子の反抗が重なる |
| 2歳 | 3〜4歳 | イヤイヤと兄弟げんかが増える |
特にしんどくなりやすいのは、下の子0歳・上の子1〜2歳の時期です。
下の子は授乳や夜泣きで手がかかり、上の子もまだ待つことが苦手です。親は常にどちらかに呼ばれている状態になりやすいです。
下の子0歳・上の子1〜2歳は体力的にきつい
この時期は、とにかく親の体力が削られます。
・夜中に下の子が起きる
・朝は上の子の相手が始まる
・日中も2人同時に見る必要がある
・お風呂も寝かしつけもバタバタ
・上の子が赤ちゃん返りする
下の子の世話だけでも大変なのに、上の子もまだかなり手がかかります。
この時期は、「ちゃんと育児しよう」と思いすぎるより、「今日一日を安全に終える」ことを優先して大丈夫です。
下の子1歳・上の子2〜3歳は精神的にきつい
下の子が1歳になると、動き回るようになって危険が増えます。
一方で、上の子はイヤイヤ期や自己主張が強くなる時期です。
下の子を追いかけている間に、上の子が怒る。上の子のイヤイヤに対応している間に、下の子が危ないことをする。
このような場面が増え、親の精神的な負担が大きくなります。
年子家庭は平等より安全と最低限を優先する
年子育児では、上の子にも下の子にも同じように対応したいと思うかもしれません。
しかし、毎回完全に平等にしようとすると、親が追い込まれます。
大変な時期は、まず安全と最低限の生活を優先して大丈夫です。
・ごはんを食べられたらOK
・お風呂はシャワーだけでもOK
・部屋が散らかっていてもOK
・寝かしつけがうまくいかない日があってもOK
・泣かせる時間が少しあってもOK
年子育児で大切なのは、完璧にこなすことではありません。
親が倒れずに毎日を回すことです。
年子育児そのものの大変さは、「年子育児が大変なのはなぜ?毎日を少し楽にする考え方と乗り切り方」も参考にしてください。
保育園・幼稚園が始まる時期も大変
子育てで大変な時期は、子どもの年齢だけでなく、生活が変わるタイミングでもやってきます。
保育園や幼稚園が始まる時期は、親子ともに負担が増えやすいです。
入園時期に大変になりやすいこと
入園時期には、次のような負担が重なります。
・朝の支度が増える
・送迎が始まる
・持ち物準備が必要になる
・慣らし保育がある
・子どもが泣いて登園を嫌がる
・体調不良や呼び出しが増える
・親の仕事復帰と重なる
特に共働き家庭では、朝の出発時間と仕事の開始時間が決まっているため、毎朝かなり慌ただしくなります。
年子家庭では、上の子と下の子の準備が重なるため、さらに大変です。
入園後はすぐ楽になるとは限らない
保育園や幼稚園が始まると、「預けられるから少し楽になる」と思うかもしれません。
もちろん、日中に子どもを見てもらえることは大きな助けです。
ただし、入園直後は慣らし保育、持ち物準備、送迎、呼び出し、体調不良が重なりやすく、むしろ一時的に大変になることがあります。
子どもも新しい環境で頑張っているため、帰宅後に甘えたり、夜泣きが増えたり、朝に行き渋ったりすることもあります。
この時期は、「入園したらすぐ楽になる」と思いすぎず、親子で新しい生活に慣れる期間と考えましょう。
慣らし保育については、「慣らし保育がつらい…何日かかる?仕事復帰との両立で困ったこと」も参考になります。
朝夕の送迎が大変なら仕組みで減らす
入園後に大変になりやすいのが、朝夕の送迎です。
特に年子家庭では、着替え、朝食、トイレ、オムツ、持ち物確認、靴を履く、車に乗る、園で降ろす。この流れだけでかなり疲れます。
送迎がしんどい場合は、気合いで早起きするより、前日の夜に準備を終わらせる方が現実的です。
・服を前夜に出す
・バッグを玄関に置く
・連絡帳を夜に確認する
・朝食メニューを固定する
・靴下や上着の置き場所を決める
・夫婦で送迎担当を固定する
年子の保育園送迎については、「年子の保育園送迎どう回す?朝夕が回らない共働き家庭の現実的な工夫」もあわせて読んでみてください。
子育てで大変な時期をさらにしんどくする原因
同じ年齢でも、ある条件が重なると大変さは一気に増えます。
子どもの性格や発達だけでなく、親の睡眠、夫婦の分担、家事量、仕事、頼れる人の有無も大きく関係します。
睡眠不足が続いている
睡眠不足は、育児のしんどさを何倍にもします。
寝不足だと、子どもの泣き声やイヤイヤに強く反応しやすくなります。冷静に対応したいと思っていても、体が限界だと難しくなります。
まずは、睡眠を削って家事をするより、少しでも寝る時間を確保することを優先しましょう。
家事の量が多すぎる
子育てが大変な時期に、家事まで完璧にしようとすると限界が来ます。
掃除、洗濯、料理、片づけ、買い物をすべて普段通りにこなそうとすると、親の休む時間がなくなります。
大変な時期は、家事の基準を下げて大丈夫です。
夫婦の分担があいまい
大変な時期ほど、「どっちがやるの?」をその場で決めると揉めやすくなります。
朝の支度、送迎、お風呂、寝かしつけ、夜間対応、買い物、園の準備など、毎日発生するタスクはある程度分担を決めておくとラクです。
全部を半分にする必要はありません。
大切なのは、どちらか一方が「常に全部考えている状態」にならないことです。
相談できる相手がいない
子育てで大変な時期は、孤独感もつらさを強くします。
誰にも話せない、頼れる人がいない、自分だけがうまくできていない気がする。こうした状態が続くと、心がかなり疲れます。
家族、友人、保育園や幼稚園の先生、自治体の相談窓口、保健師など、話せる先を一つでも作っておくと安心です。
子育てで大変な時期にやってはいけない考え方
大変な時期ほど、親は自分を責めやすくなります。
しかし、次のような考え方は、さらに苦しくなりやすいです。
他の家庭と比べる
「あの家は楽しそうなのに」
「あの子は落ち着いているのに」
「うちだけ大変なのかな」
このように比べると、自分だけがうまくできていないように感じます。
でも、外から見える家庭の様子は一部だけです。見えていないところでは、どの家庭にも大変さがあります。
全部ちゃんとやろうとする
家事も育児も仕事も完璧にしようとすると、心がもちません。
特に大変な時期は、いつも通りの基準を下げて大丈夫です。
掃除ができない日があってもいい。
ごはんが簡単でもいい。
洗濯物がたたまれていなくてもいい。
まずは、親子が安全に一日を終えることを優先しましょう。
つらいと思う自分を責める
子育てがつらいと思うことは、悪いことではありません。
子どもを大切に思っていても、しんどい日はあります。怒りたくないのに怒ってしまう日もあります。
大切なのは、「自分はダメだ」と責め続けることではなく、しんどさを減らす方法を探すことです。
子育てで大変な時期を少し楽にする工夫
子育てで大変な時期は、根本的にすべてを解決しようとすると疲れます。
まずは、毎日の負担を少しだけ減らすことを考えましょう。
家事の基準を下げる
大変な時期は、家事の完成度を下げて大丈夫です。
・掃除は最低限
・洗濯物はたたまなくてもOK
・ごはんは簡単でOK
・惣菜や冷凍食品を使う
・食器洗いを減らす
・片づけは寝る前に一か所だけ
家事を減らすことは、手抜きではありません。
親の余力を残すための調整です。
朝と夜の流れを固定する
子育てで大変な時期は、毎回その場で考えることが負担になります。
朝と夜の流れをできるだけ固定すると、親も子どもも少し動きやすくなります。
たとえば、
・朝食メニューを固定する
・服は前夜に出しておく
・保育園バッグは玄関に置く
・お風呂の時間を固定する
・寝る前の流れを同じにする
毎日完璧にできなくても、流れが決まっているだけで迷う時間が減ります。
子どもに選ばせる場面を作る
子どもがイヤイヤしやすい時期は、全部を親が決めるとぶつかりやすくなります。
そこで、選択肢を2つだけ用意するのがおすすめです。
・赤い服と青い服、どっちにする?
・先に歯みがきする?パジャマ着る?
・歩く?抱っこで玄関まで行く?
・お風呂でアヒル使う?コップ使う?
選べると、子どもは少し納得しやすくなります。
ただし、選択肢を増やしすぎると迷うため、2つくらいがちょうどいいです。
夫婦の分担を固定する
大変な時期ほど、その場で「どっちがやる?」を決めると揉めやすくなります。
できれば、ある程度分担を固定した方がラクです。
・朝の着替えはパパ
・夜のお風呂はママ
・保育園の持ち物確認は前夜に一緒に
・呼び出し対応は曜日で分ける
・寝かしつけ後の片づけは交代制
全部を半分にする必要はありません。
大切なのは、どちらか一方に負担が集中し続けないことです。
頼れるものを使う
大変な時期は、家庭の中だけで抱え込まないことも大切です。
・一時預かり
・ファミリーサポート
・病児保育
・宅配サービス
・ネットスーパー
・家電
・祖父母や親戚
・自治体の子育て相談
・保育園や幼稚園の先生
使えるものは、使って大丈夫です。
子育ては、親だけで完璧に抱えるものではありません。
子育てで大変な時期に相談していい目安
大変でも、「このくらいで相談していいのかな」と迷う方は多いです。
でも、限界になってから相談するより、早めに話した方がラクになることがあります。
相談していいサイン
次のような状態が続くなら、誰かに相談して大丈夫です。
・毎日涙が出る
・子どもに強く当たってしまう
・怒鳴る回数が増えている
・自分でも限界だと感じる
・眠れない日が続く
・食欲がない
・何をしても楽しいと思えない
・子どもと離れたい気持ちが強い
・手を上げそうで怖い
これは、親が弱いからではありません。
負担が大きくなりすぎているサインです。
相談先は一つではない
相談先は、家庭の状況によって選んで大丈夫です。
・家族
・友人
・保育園や幼稚園の先生
・自治体の子育て相談
・保健師
・子育て支援センター
・小児科
・こども家庭庁の相談窓口
・児童相談所虐待対応ダイヤル189
「虐待かもしれない」「子どもに当たってしまいそう」「自分だけでは止められない」と感じる場合は、児童相談所虐待対応ダイヤル189に相談できます。
相談することは、悪いことではありません。
子どもと親を守るための行動です。
子育てで大変な時期によくある質問
Q1. 子育てで一番大変な時期はいつですか?
家庭によって違いますが、0歳の睡眠不足、1歳の目が離せない時期、2〜3歳のイヤイヤ期は大変になりやすいです。年子家庭では、下の子の赤ちゃん期と上の子のイヤイヤ期が重なる時期が特にしんどくなりやすいです。
Q2. 子育てはいつから楽になりますか?
急に全部が楽になるわけではありません。ただ、夜まとまって寝る、自分で歩く、言葉で伝える、自分で食べる、トイレが安定するなど、できることが増えると少しずつ楽になる場面が増えます。
Q3. 0歳と2歳ではどちらが大変ですか?
0歳は睡眠不足や授乳で体力的にきつく、2歳はイヤイヤや癇癪で精神的にきついことが多いです。どちらが大変かは家庭によりますが、大変さの種類が違います。
Q4. 3歳になれば子育ては楽になりますか?
3歳になると言葉で伝えられることが増え、楽になる部分はあります。ただし、言い返しや反抗、支度が進まない悩みも出やすいため、急にすべてが楽になるわけではありません。
Q5. 年子育児で一番大変な時期はいつですか?
下の子が0歳で、上の子が1〜2歳ごろの時期は特に大変になりやすいです。授乳や夜泣きに対応しながら、上の子のイヤイヤや甘えにも向き合う必要があるためです。
Q6. イヤイヤ期はいつまで続きますか?
一般的には1歳後半から2〜3歳ごろに強く出やすいですが、子どもによって差があります。急に終わるというより、言葉や切り替えが少しずつ上手になり、少しずつ落ち着いていくことが多いです。
Q7. 子育てがつらいと思うのは親失格ですか?
親失格ではありません。子育てが大変だと感じるのは自然なことです。つらい気持ちを否定するより、負担を減らす方法や相談先を探すことが大切です。
Q8. 子どもに怒鳴ってしまうときはどうすればいいですか?
まず、怒鳴ってしまうほど負担が大きくなっていると考えましょう。睡眠不足、ワンオペ、家事負担、仕事との両立など、原因を一つずつ減らすことが大切です。自分で止められない、手を上げそうで怖いと感じる場合は、早めに相談してください。
Q9. 子育ての大変な時期を乗り切るコツはありますか?
完璧を目指さないことです。家事を減らす、朝と夜の流れを固定する、夫婦の分担を見直す、頼れるサービスを使う、相談先を持つ。このあたりを少しずつ整えると、毎日の負担を減らしやすくなります。
関連記事:年子の保育園送迎どう回す?朝夕が回らない共働き家庭の現実的な工夫
まとめ|子育てで大変な時期は形を変えながら少しずつ過ぎていく
子育てで大変な時期は、一つではありません。
0歳は睡眠不足がつらく、1歳は目が離せず、2歳はイヤイヤや癇癪が大変になりやすいです。3歳になると言葉でやり取りできる場面は増えますが、反抗や支度の大変さが出ることもあります。
さらに、保育園や幼稚園が始まる時期、仕事復帰の時期、兄弟育児が重なる時期も、親の負担が大きくなりやすいです。
特に年子家庭では、上の子と下の子の大変な時期が重なりやすいため、「自分だけうまくできていない」と感じる必要はありません。
最後にポイントをまとめます。
・子育てで大変な時期は家庭によって違う
・0歳は睡眠不足、1歳は目が離せないことが大変
・2〜3歳はイヤイヤ期で精神的に疲れやすい
・入園や仕事復帰など生活の変化も大きな負担になる
・年子家庭は同時対応が続くため限界になりやすい
・大変な時期ほど完璧を目指さなくていい
・限界になる前に相談していい
今のしんどさが永遠に続くように感じる日もありますが、子どもの成長とともに少しずつ変わっていきます。
まずは、今日を少し楽にすることからで大丈夫です。
家事の基準を下げる。夫婦で一つだけ分担を変える。子どもに選択肢を出す。相談先を一つメモしておく。
小さな工夫でも、積み重なると毎日のしんどさは少しずつ変わっていきます。
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