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教育費・子育て費用

保育園の費用は月いくら?0〜5歳・年収別の完全ガイド【最新版】

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保育園の入園が近づくと、まず気になるのが「保育園って月いくらかかるの?」という点ではないでしょうか。さらに、0〜2歳が高くて3〜5歳は無償化と聞いても、実際の数字がわからないと不安が消えません。また、認可と認可外では金額が大きく変わるため、知らないまま入園してしまうと予想外の出費に驚くこともあります。しかし、あらかじめ「年齢別・年収別の目安」を知っておくことで、家計の不安はぐっと軽くなります。
そこで、この記事では、保育園の費用が決まる仕組み、年齢ごとの月額相場、年収別のリアルな保育料、延長料金・給食費・認可外の金額、そして費用を抑える方法を、誰でも理解できる形にまとめました。

この記事でわかること
  • 保育園の費用の決まり方
  • 年齢別の月額費用のリアルな目安
  • 年収別の保育料比較
  • 認可と認可外の違い
  • 延長保育・給食費の具体的金額
  • 負担を減らせる制度と節約のコツ
  • 共働き家庭の費用対策

保育園の費用はどう決まる?仕組みを知ると不安が減る

保育園費用は複雑に見えますが、実は次の4つの要素で決まります。

  1. 認可か認可外(無認可)か
  2. 子どもの年齢(0〜2歳か、3〜5歳か)
  3. 世帯年収(=住民税額)
  4. 自治体の基準

まず、0〜2歳は保育士の配置人数が多いため費用は高めです。一方で3〜5歳は“無償化”が適用され、保育料部分は無料になります。ただし、給食費などの実費は別にかかります。また、世帯年収は住民税額によって分類されるため、住民税が上がると保育料も上がる仕組みになっています。

関連記事:子供1人にかかる費用はいくら?育児にかかる費用を徹底解説!

0〜2歳の保育料のリアルな月額は?年収別で大きく変わる

最も気になる0〜2歳の費用から見ていきましょう。ここでは「認可保育園」の一般的な金額を、全国の自治体データをもとにわかりやすくまとめています。

世帯年収別:0〜2歳の月額保育料

年収0〜2歳 月額の目安備考
〜250万円0〜5,000円非課税なら無料
300万円5,000〜15,000円負担は軽め
400万円15,000〜25,000円標準的
500万円20,000〜35,000円共働き世帯に多い
600万円30,000〜45,000円都市部では高め
700〜800万円35,000〜50,000円体感高め
900万〜45,000〜58,000円上限に近い

なぜ年収でこんなに差が出る?

理由は、保育料が「住民税額」で計算されるためです。また、自治体は子育て支援として低所得層ほど負担が少なくなるように制度設計しています。そのため、年収250万以下は無料、年収600万前後なら月3〜4万円というケースが一般的です。

さらに、都市部では上位帯の金額が高く設定されていることが多く、東京23区などでは年収600万円で月33,000〜37,000円、年収1000万円なら月55,000〜58,000円が現実的な数字です。

地域別 × 年齢別の比較表(認可保育園)

地域差を理解しやすくするために、年齢×地域の比較を表にまとめました。

地域別 × 年齢別の月額費用目安

年齢地方都市政令市東京23区
0歳15,000〜35,000円20,000〜45,000円25,000〜58,000円
1歳15,000〜35,000円20,000〜45,000円25,000〜58,000円
2歳15,000〜35,000円20,000〜45,000円25,000〜58,000円
3〜5歳0円+実費同じ同じ

この表を見ると、「都市部ほど高くなる」ことがはっきりわかります。

3〜5歳の費用は?無償化でも実費はかかる

3〜5歳は「保育料が無償化」されます。しかし、次の費用は別途必要です。

3〜5歳の実費(月額)

  • 副食費:4,500〜6,500円
  • 主食費:1,000〜2,000円
  • 絵本代:400〜500円
  • 行事費:数百円〜

合計:6,000〜10,000円前後

つまり、「無料=完全無料」ではない点だけ注意が必要です。

認可 vs 認可外(無認可)の費用比較

次に、費用差が最も大きい「認可」と「認可外」を比較してみましょう。

認可と認可外の比較表

項目認可認可外
月額費用2〜5万円8〜15万円
補助金多い3〜7万円の補助あり
入園しやすさ難しいことも比較的入りやすい
開園時間標準的かなり幅広い
設備国基準で安定園によって差が大きい

認可外は高額ですが、「場所・時間・サービス」に柔軟性があるため、働き方に合わせて選ぶ家庭も多いです。

参考:厚生労働省 保育情報

延長保育の料金も重要!共働き家庭は特に要確認

延長保育は園によって大きく違いますが、以下の範囲であることが多いです。

延長料金の目安

  • 30分:100〜300円
  • 1時間:200〜600円
  • 月極:3,000〜9,000円

たとえば、18時〜19時の1時間延長を毎日使うなら、月6,000〜12,000円程度見ておくと安心です。

給食費の金額も確認しよう(3歳以上)

3歳以上は保育料が無償化されるため、「給食費」が固定費の中心になります。

給食費(月額)

  • 副食費:4,500〜6,500円
  • 主食費:1,000〜2,000円

トータル:月5,500〜8,000円

全国的にほぼこの範囲です。

保育園費用を節約する方法(すぐ実践できる)

保育園費用は工夫次第で大きく変わります。

① 認可・小規模保育園を最優先する

自治体の補助が厚いため最も安価。

② 兄弟がいるなら“第二子無料”を確認

多くの自治体で第二子は半額または無料。

③ 認可外も補助金で安くなる

自治体によっては月3〜7万円の補助が出ることも。

④ 延長保育は月極で安くなるケース多数

スポットより割安。

⑤ 住民税の増減で保育料が変わる

働き方調整で来年度の保育料を抑えられることがある。

関連記事:育児にかかる月間費用はいくら?リアル家計と節約のコツ

まとめ:保育園費用は“知識”で大きく差が出る

  • 0〜2歳は月2〜5万円が中心、年収次第で6万円近くになる
  • 3〜5歳は無償化だが実費で月6,000〜10,000円
  • 認可外は高いが補助金で実質負担が下がる
  • 延長保育の利用で固定費が増える
  • 制度の理解で年間数万円の差が生まれる

保育園の費用は、知らないままだと大きな不安になります。しかし、こうして具体的な数字を知ると「どれくらいなら大丈夫か」が見えてきます。ぜひ制度を上手に使って、家計に無理のない保育園選びをしていきましょう。

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