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「保育園って無償化されたのに、結局なににお金がかかるの?」と不安になる方は多いはずです。

実際、保育園でかかるお金は保育料だけではありません。給食費、延長保育料、行事費、教材費、入園準備品など、無償化の対象外になる費用もあります。

この記事では、保育園でお金がかかるものを、毎月の費用・入園前後の費用・年子家庭で増えやすい出費に分けて解説します。

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保育園でお金がかかるものは大きく3つ

保育園のお金を考えるときは、まず「毎月かかるもの」「入園前後にかかるもの」「年子だと増えやすいもの」に分けると整理しやすくなります。

かかるお金は、主に次の3つです。

  • 毎月かかる費用
    保育料、給食費、副食費、延長保育料、教材費など
  • 入園前後にかかる費用
    通園バッグ、着替え、お昼寝布団、名前つけ用品など
  • 年子家庭で増えやすい費用
    兄弟2人分の洗い替え、進級準備と入園準備の重なり、体調不良による仕事調整コストなど

つまり、保育園の費用は「保育料だけ見ればOK」ではありません。
とくに年子家庭では、上の子と下の子の出費が重なりやすく、1人目のときより負担が大きく感じやすいです。

保育園の無償化でもお金がかかるのはなぜ?

「保育園は無償化されたのに、なぜお金がかかるの?」と感じる方は多いと思います。
ここは最初に整理しておきたいポイントです。

3〜5歳児クラスは利用料が無償化の対象

こども家庭庁の案内では、保育所・認定こども園などを利用する3〜5歳児クラスの利用料は無償化の対象です。
また、0〜2歳児クラスは住民税非課税世帯が無償化の対象になっています。さらに、0〜2歳児クラスの第2子半額・第3子以降無償などの仕組みもあります。

無償化でも保護者負担になる費用がある

ただし、通園送迎費、食材料費、行事費などは保護者負担です。
つまり、「保育料が無料=保育園にかかるお金がゼロ」ではありません。

保育園で無償化後もかかりやすいのは、たとえば次のような費用です。

  • 給食費、副食費
  • 延長保育料
  • 教材費、絵本代
  • 行事費、写真代
  • 入園準備に必要な用品代
  • 制服や体操服などの園指定品代

このように、保育園のお金を考えるときは、「無償化される部分」と「別で払う部分」を分けて考えることが大切です。

保育園で毎月かかるお金一覧

まずは、入園後に毎月かかりやすい費用を見ていきます。
園や自治体で差はありますが、保育園では次のようなお金が発生しやすいです。

保育園で毎月かかる費用一覧

項目内容ポイント
保育料0〜2歳児クラスの利用料など世帯状況・年齢・自治体で変わる
給食費・副食費主食費、副食費、おやつ代など3〜5歳児クラスでも負担あり
延長保育料お迎えが遅れたときの追加費用月数回でも積み上がる
教材費・絵本代月刊絵本、制作材料など園によって異なる
写真代・雑費写真販売、備品代など毎月でない園もある
おむつ処分代など園独自の徴収項目ない園もある

保育料

0〜2歳児クラスは、住民税非課税世帯などを除き、利用料がかかることがあります。
金額は自治体や世帯状況でかなり変わるため、「うちはいくらかかるか」は住んでいる自治体や園の案内を確認する必要があります。

給食費・副食費

3〜5歳児クラスは利用料無償化の対象ですが、食材料費は保護者負担です。
ただし、年収360万円未満相当世帯や第3子以降などは、副食費の免除対象になる場合があります。

延長保育料

共働き家庭だと、見落としやすいのが延長保育料です。
「毎日は使わないから大丈夫」と思っていても、残業や渋滞、上の子のトラブルなどで月に数回使うだけでも意外と増えます。

教材費・絵本代・写真代

金額は大きくなくても、毎月積み上がると家計には効いてきます。
とくに兄弟2人が同時に通う時期は、1人分では気にならなかった出費も無視しにくくなります。

保育園の入園準備でお金がかかるもの【入園前後の費用】

次に、入園前後にまとまって出やすい費用です。
毎月の費用よりも一気に出ていくので、「思ったより初期費用がかかった」と感じやすい部分でもあります。

入園前後にかかりやすい費用一覧

項目具体例
通園用品バッグ、リュック、連絡帳ケースなど
着替え類肌着、服、ズボン、靴下の洗い替え
靴類上履き、外靴、長靴など
寝具類お昼寝布団、シーツ、タオルケット
食事・衛生用品コップ、おしぼり、歯ブラシ、エプロンなど
おむつ関連おむつ、おしりふき、名前つけ用品
園指定品制服、帽子、体操服、通園帽など

着替え・肌着・靴下

保育園では、汗をかいたり汚れたりして着替えることが多いため、洗い替えが必要です。
園に置く分、毎日持ち帰る分、洗濯中の分まで考えると、思ったより枚数がいります。

お昼寝布団・シーツ

園によってはサイズや仕様に指定があり、家にあるもので代用できないことがあります。
比較的まとまった出費になりやすいので、入園準備費用の中でも見落としたくない部分です。

タオル・コップ・袋類などの細かい物

タオル、おしぼり、口拭き、コップ、歯ブラシ、ビニール袋、汚れ物入れなど、1つ1つは高くなくても、そろえると意外とお金がかかります。

名前つけ用品

保育園では、持ち物のほぼすべてに名前を書くことも珍しくありません。
そのため、名前スタンプや名前シールは必須ではないものの、かなり役立つ出費です。

制服・体操服がある園は初期費用が上がりやすい

私服通園の園なら抑えやすいですが、制服や体操服、帽子などがある園は、入園時の出費が増えやすいです。

年子家庭は保育園費用が増えやすい?重なりやすい出費

ここは、年子家庭ならではの大事なポイントです。
保育園でお金がかかるもの自体はどの家庭でも大きくは変わりませんが、年子家庭は「出費の重なり方」が違います。

年子家庭で増えやすい出費一覧

増えやすいポイント具体的な負担
進級準備と入園準備が重なるタオル、着替え、靴、袋類を同時に買う
洗い替えが2人分必要服、肌着、靴下、おむつ、タオルが一気に増える
お下がりで足りないサイズ違い、園ルール違い、まだ上の子が使用中
体調不良が連鎖しやすい仕事を休む日が増え、家計に見えないコストが出る
写真代や行事費も2人分になりやすい地味に積み上がる

上の子の進級準備と下の子の入園準備が同時に来る

年子家庭だと、上の子の進級で必要な持ち物の買い足しと、下の子の入園準備が同時に来ることがあります。
春は特に出費が集中しやすい時期です。

洗い替えや消耗品が2人分必要になる

服、肌着、靴下、タオル、おむつなど、保育園生活の消耗品は2人分になると一気に増えます。
しかも兄弟でサイズが違うので、完全にお下がりで回すのが難しいことも多いです。

お下がりが使えると思ったら意外と使えない

年子なら「上の子のものをそのまま使える」と思いがちですが、実際には次のようなケースがあります。

  • まだ上の子が使っている
  • 園の指定が違う
  • サイズや季節が合わない
  • 洗い替えとして同時に必要

このあたりは、1人目の感覚で見積もるとズレやすいポイントです。

体調不良で仕事を休むコストも見逃せない

保育園に通い始めると、風邪や胃腸炎などで呼び出しが増える時期があります。
年子家庭では、1人がもらってきた感染症がもう1人にうつり、さらに親にも広がることがあります。

その結果、

  • 仕事を休む
  • 有給が減る
  • 場合によっては収入にも影響する

という形で、保育園に直接払うお金ではないけれど家計に効くコストが出てきます。

保育園に入る前にいくら準備すればいい?

ここまで読むと、「で、結局いくら用意しておけばいいの?」と思う方も多いはずです。
もちろん園によって差はありますが、考え方としては次の2つに分けると整理しやすいです。

入園前に準備するお金

  • 通園用品
  • 着替え、肌着、靴下
  • 布団、タオル、袋類
  • 名前つけ用品
  • 制服や体操服がある場合はその費用

園指定品の多さにもよりますが、1人あたり1万〜5万円以上かかることがあります。
お下がりが使えれば抑えやすいですが、制服や布団の指定がある園は上がりやすいです。

毎月見ておくお金

  • 保育料または利用料
  • 給食費、副食費
  • 延長保育料
  • 教材費、絵本代、雑費
  • 写真代や行事関連の小さな出費

毎月の負担は園や年齢でかなり変わりますが、「利用料以外にも毎月数千円〜1万円超は動く可能性がある」くらいで見ておくと、あとで慌てにくくなります。

保育園でお金がかかるものに関するよくある質問

Q1. 保育園は無償化されているのに、なぜお金がかかるのですか?

3〜5歳児クラスの利用料は無償化の対象ですが、通園送迎費、食材料費、行事費などは保護者負担になることがあります。0〜2歳児クラスも、世帯状況によっては利用料がかかります。

Q2. 保育園で毎月かかるお金は何がありますか?

保育料、給食費、副食費、延長保育料、教材費、写真代、雑費などが代表的です。園によってはおむつ処分代やアプリ代などがかかることもあります。

Q3. 保育園の入園準備で一番お金がかかりやすいのは何ですか?

着替えや肌着の洗い替え、お昼寝布団、タオル類、通園用品、制服・体操服などがまとまった出費になりやすいです。

Q4. 年子家庭だと保育園費用はどこが増えやすいですか?

進級準備と入園準備が重なる時期、洗い替えや消耗品が2人分必要になる時期、体調不良で仕事を休みやすい時期は、家計への負担が大きくなりやすいです。

まとめ|保育園でお金がかかるものは「毎月・入園前・年子で増える費用」で分けるとわかりやすい

保育園でお金がかかるものは、保育料だけではありません。
実際には、毎月かかる費用、入園前後にまとまってかかる費用、年子家庭で増えやすい費用があります。

とくに押さえておきたいのは次のポイントです。

  • 3〜5歳児クラスは利用料無償化の対象でも、給食費や行事費などは別でかかることがある
  • 0〜2歳児クラスは世帯状況によって保育料がかかる
  • 入園前は着替え・布団・タオル・名前つけ用品などでまとまった出費が出やすい
  • 年子家庭は、上の子と下の子の出費が重なる時期を見ておくと安心
  • 「いくらかかるか」だけでなく、「いつ重なるか」まで見ると家計管理しやすい

保育園のお金が不安なときは、まず「全部でいくらかかるか」を漠然と考えるより、
毎月かかるもの / 最初にかかるもの / 年子だから増えるもの
に分けて整理するのがおすすめです。

保育園選び全体から整理したい方は、
保育園と幼稚園どっちがいい?年子家庭向けに費用・送迎・預けやすさを比較
もあわせて読むと、費用だけでなく送迎や呼び出しまで含めて判断しやすくなります。

制度の詳細は、こども家庭庁「幼児教育・保育の無償化概要」 も確認しておくと安心です。